宿根スイトピー

宿根スイトピー

宿根スイトピー

宿根スイトピー


宿根草(多年草) 生命力が強く、花などは一度は枯れるが根は土の中で生き残り年を越して翌年また花を咲かせます。


そのサイクルを繰り返せるのでドンドン成長していくのが宿根草(多年草)です。


なもんで宿根スイトピーは他のスイトピーと比べると花もちもよくアレンジに使われます。


●町の花屋さんで宿根スイトピーは、ほとんど見かけない?


宿根スイトピーが花の市場に出荷される長さが2パターンあります。


1.茎や葉っぱが長いので全体的に長く出荷されます(マメ科なので良い感じの葉っぱが特徴的です)
2.花の部分だけ短く出荷されます


あまり見かけないのは長さのせいもあります。切り花は基本的に花から茎の長さ”90cm”とか”60cm”とかで分けられていて長ければ長いほど単価は上がっていきます。


なもんで、1の長いパターンで出荷された宿根スイトピーは単価が高いです。 えっ!って言うぐらい単価が高く。そして扱いづらいので仕入れるのは花束を作るのが上手い花屋さんぐらいですね。。


2のパターンで短く出荷された宿根スイトピーは短すぎるのでミニブーケぐらいしか作れないのでアレンジ主体の花屋さんぐらいですね。仕入れるのは。


だから特徴がある花屋さんしか仕入れないので、ほとんど見かけないです。


●アレンジ挿しが宿根スイトピーを選ぶ、もう一つの理由


もちが良いのもあるのですが、もう一つ良いポイントがあります。

それは、茎(ステム)が硬くて細いからです。

ワンサイドアレンジのバーティカル(垂直挿し)を挿す時は、茎が硬くて細いは、ありがたいです。


簡単に言うとワンサイド特にバーティカルは狭い面積に花をドンドン挿していって形を作っていく挿し方です。


例えるなら、500円玉の面積のオアシスに花を5〜6本挿していくと茎(ステム)とステムが押し合ってしまうので狙ったポイントに花が止まらないです。


そうするとアレンジ全体の形が、ちょっとずつ歪んでしまいます。


その問題を解消するにはステムが細い花がありがたいのですが、違う問題が出てきます。

1つ目はステムが細いと水上がりが悪いので花もちが良く無いです。


2つ目はステムが細いと柔らかくてオアシスに挿さりにくいんです。

でも宿根スイトピーのステムは硬くて細いのでこの問題らもクリアします。

宿根スイトピーはアレンジを挿すのに適した花なんです。


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京都花屋 モーンガータ

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