先ほどの話の続きです。

原産地:南ヨーロッパ、地中海東部沿岸部
分類:キンポウゲ科イチリンソウ属
別名:牡丹一花(ボタンイチゲ)
誕生花:3月5日、4月2月(白色)、4月5日
花言葉:はこない恋・君を愛する(赤)・期待(白)・あなたを待っています(赤紫)
<参考書籍:ちいさな花言葉・花図鑑>
アラフォー世代なら流行った曲のタイトルなどに使われていたので聞きなじみがあるのが”アネモネ”じゃないでしょうか?
(MOON CHILDさんやJUDY AND MARYさんの曲が有名ですよね)
耳なじみがあるアネモネなんですが、あまり花屋さんで見かける事が無いと思います。というのも訳があります。
●京都の花屋のおじさんの感想
アネモネがあまり花屋の店内に並んでないのは”茎(ステム)が捻じれていて短いからです。
下の写真の”アネモネ・ワインホワイト”を見てもわかるように花は奇麗なんですけど、ステム(茎)が、、、

写真:アネモネ・ワインホワイト
●何故、ステム(茎)が捻じれて短いと花屋さんが嫌がるのか?
簡単に言うと”花束が作りにくくて、スタンド花に使えないからです。”というのも店内で切り花として売っている花は花束やスタンド花で使える花が並んでいます。(仏花などは除く)
儚げで可愛いアネモネで花束を作る場合は、テクニックが必要です。
ウチでは1月、2月の間は店内に”アネモネ”が並んでいて、よくアレンジに使っています。というのもアネモネは
あまり知られていませんが、けっこう日もちする花なんです。
