リシアンサス・トルコギキョウ
原産地:北アメリカ
分類:リンドウ科ユーストマ属
誕生花:5月29日、6月28日、7月12日、8月18日、12月16日
花言葉:清々しい美しさ•よい語らい(白色)・希望(濃紫)・優美(ピンク)
<参考書籍:ちいさな花言葉・花図鑑>
●トルコキキョウの名前の由来なんですが、トルコも桔梗も全く関係していないって知ってました?
リシアンサス・トルコキキョウはアメリカ大陸が原産です。何でトルコっていう名前が付いてるかっていうと、諸説ありますが、トルコライスに代表されるように海外から来た⇒トルコ+〇〇のパターンです。海外から来た桔梗に似た花ということで”トルコキキョウ”と名付けられたそうです。
そして、トルコギキョウはリンドウ科なので桔梗も関係していません。
輸入された当時のトルコギキョウはペラペラの花びらのシンプルな花形でしたが、日本で大変盛んに品種改良されていき、フリフリの大輪品種・フリンジ咲きなど発表されていきました。このフリンジ咲きと関係しているのですがNFマンゴーやNFソニックなどリシアンサスやトルコキキョウの名前を聞いたり、見たりした事がありませんか?
●名前についているNFとは中曽根フリンジの略称です。
リシアンサス・トルコキキョウの育種家さん界のレジェンドに中曽根 健さんがおられて品種改良の末に世界的に有名なフリンジ咲きを発表されました。
中曽根さんが作り上げたフリンジ咲きのトルコキキョウなので⇒中曽根フリンジ⇒NF○○と名付けれています。
ギフト(花のプレザントや贈答用)の傾向が強い花屋さんがトルコギキョウを”リシアンサス”と書いていることがあります。
今はユートマス属なんですけ変更前はリシアンサス属でした。なのでリシアンサスとトルコキキョウは見た目の違いだけで呼び方を分けられています。
爽やかな色合いにアレンジを仕上げる時にリシアンサス・トルコキキョウは活躍してくれます。
このリシアンサスの名前はアンバーダブルモヒートです。
アンバーダブル○○はシリーズ化されていて他にもアンバーダブルショコラなどがあります。
このアレンジはリシアンサス以外にも
アガパンサスやリンドウなどを使っています。
●花屋のおじさんが実際に使ってみた感想
花もち(日もち)が良いので夏場は非常にお世話になることが多いです。
さらに高額のギフトやお供えの花で活躍してくれてカラーバリエーションが多いので人気がある花です。
人気があって日もちするのでリシアンサスは他の花より高いです。
アレンジなどで使う時の花の組み合わせとしてはカーネーションやグリーンと相性が良いのでモーンガータではカーネーション・リシアンサス・バラやグリーンとの組み合わせをおすすめしています。
リシアンサスのアンバーダブルショコラは、日もち良く渋い仕上がりっていうよりはピンク系のアレンジや花束を甘すぎない仕上がりにしたい時に使います。
NFアンティークピンクは、くすみ系ピンクのド定番カラー品種です。
リシアンサス・トルコキキョウは2F、3F,、4Fなど1本に何輪も咲いていますがピンクプリマドンナは白っぽいピンクの花や、薄いピンクの花などグラデーションがかっているのが特徴です。